ハスキー三脚レビュー

ビデオ三脚

ハスキー三脚レビュー

ハスキー三脚を仕事で使っているレビューです。
ハスキー三脚は主にフィールド、スタジオ、室内の撮影に使っています。
建築写真や物撮り、外での撮影、遠足や集合写真に使いやすい三脚です。
ハスキーは3段4段5段とも使ったことがあります。
自分で所有しているのは4段三脚と5段三脚です。

ハスキー三脚の長所


ハスキー三脚の長所は適度な重さで、脚が安定するので、撮影する時に動かないからところがとてもいいです。
主に、大判カメラ(4×5インチフイルム)や中判カメラ(6センチフイルム)、小型カメラ(35ミリサイズカメラ)など、幅広い大きさのカメラを使うことが出来ます。

雲台も使いやすく、コマネジでしっかりカメラを固定してくれて、角度を変えるパンハンドルもとても使いやすいです。

 


ハスキーの脚のロックナットは回しやすいのですが、5段は4つロックナットが付いているので、硬いところがあって、回したと思ったら、回しているところではなくて、下が回ってしまうということがあるので、その場合は、下の三脚の脚と持ちながら、雑巾を絞る様にロックナットを回せば、硬いところは回すことが出来ます。
左のハスキー4段は古いので、雲台の所もマークが違います。


ハスキー三脚は頑丈で、左のハスキー4段はこの記事を書いている時点で17年使っているのですが、全く壊れません。
大切に使っているのもあるのですが、かなり頑丈で、新品で買っているのですが、長持ちする三脚なのでとてもいいです。
中古は絶版以外はおすすめしません。
使い方が悪いと、前に使った人の癖が三脚やカメラに表れます。
自分は仕事で酷使していたニコンのD90があって、中くらいの軽くて、使いやすいから中古で買ってみたら、ファインダーのシャッタースピード表示は壊れているわ、癖が表れてて気持ち悪いわ。と、ネットで買ったのですが、返品したことがあります。
その様に中古はネット通販でのカメラや三脚は癖が出るので、あまりおすすめはしないので、「ハスキー 中古」とかあるのですが、新品を長く使って行った方がいいです。
ハスキーは雲台のコルクがとても良く、そこにカメラを乗せてきれいに固定できます。


余談なのですが、高い三脚ほどコマネジの固定がしっかりしています。
それで、1万もしない三脚で雲台で固定すると、コマネジ周りの所でカメラを傷付けてしまうことがあります。
安い三脚は買ってもいい事が無いので、卓上三脚とか、そうゆうのは良いですが、ちゃんとした三脚を買うならハスキーの様な、如何にも三脚と言うような三脚がいいです。

 


左のハスキー4段は17年も使っていると雲台のコルクがカメラのニコンやキャノンの裏の形が固定の圧力で付いています。
このパンハンドルとパンロックが本当に使いやすい雲台なんですよ。
ハスキーは、なめらかに動きます。

エレベーターも上げやすいです。

ハスキーのこのコマネジの使いやすさはハスキーだけの特徴だと思います。

重量が重いと言われますが、そこまで重くないかなー。
ハスキー4段で4.0kg

ハスキー5段で4.2kg


これを旅行に持って行くと大変ですが、車で持ち運んで仕事するにはちょうどいい重さです。
カメラも安定する重さ。

ネットで「重い、重い」とレビューが書いてあると思いますが、私は使っていて、もっと重い三脚を使ったのことあるので、そこまでハスキーは重くないです。

ハスキーの長さは80cm超えるくらいです。

ハスキー三脚はストラップが付いているので肩掛けしやすくて持ち運びしやすいです。
ハスキーぐらいしか三脚に肩掛けストラップが付いていません。
たたんだ時長さは普通位かな。

これで4段や5段伸びるのですから、かなりいいです。

ハスキー三脚を使用しての感想

大学時代はハスキー3段を使っていました。

学校から貸出が出来たので、この三脚は脚の伸ばし方が間違っているのですが、気にしないでください。
三脚専用のマンフロットの重りも付けてもびくともしませんから、良いですよね、ハスキー三脚は。
この重り(撮影用ウエイト)はマンフロットの1.3kgの重りだったかな?昔のなので、今のとはちょっと違うかもしれません。


大学時代はハスキー3段ならWISTA ウイスタ45(箱型)とエボニー4×5のフィールドカメラをよく使っていました。
自分が持っているWISTA45です。

思い出深く、フジノン90mm f8のレンズを付けて使っていて、結構重いのですが、ハスキーの三脚によく乗せていました。

広角レンズで35ミリ換算で24mmぐらいだったかなー。それで、カメラの手前が写ってしまうので、こんな風に斜めにして、角度を付けて使っていました。

ハスキー3段とエボニーの4×5フィールドカメラは大学で貸出していたので使っていた感じです。

建築写真を撮る時に三脚と正しい使い方と4×5(しのご)インチフイルムでゆがまない撮り方を教えてもらってから、三脚の使い方が分かるようになって。

ハスキー4段のだとマミヤ7は好きで使っていました。

マミヤ7は仕事とプライベートでよく使っていました。
レンジファインダーなので、ファインダー視野率が83%とか81%とかだったので、ピントを合わせて、水準器で水準を合わせて、レンズの光軸が真っ直ぐ中心をさせるのがハスキー4段だと、雲台がしっかりしているので、安定して、カメラの重さも耐えてくれるので、パンロックで面と面が真っ直ぐ、光軸が面に対して90度としっかりなっているかをレンズの光軸から見て判断して撮るので、ハスキー三脚をそうやっても使いました。
最近はニコンのD610をよくハスキー4段の上に乗せています。

スタジオならキャノン5D Mark2をよくハスキー4段に乗せています。

思い出としてはニコンのD300も少しは乗せていました。

ニコンD7000もたくさん乗せていました。D7000は3台持っていて、使いすぎて2台フォーカルプレインシャッターが切れました。

ハスキー4段よりももっと高い高さで撮る時はハスキー5段を使います。
ハスキー5段は予備としてもあるけれども、ここぞという時の高い撮影でよく使うので、写真で仕事をするなら持っていると便利です。
ハスキーの三脚は望遠レンズとの相性もいいです。

撮るとこんな感じです。

仕事の時も雲台が固定するので使いやすいです。

写真の三脚としては一流の三脚としてハスキーの三脚なのですが。
最近、ビデオ三脚でハスキー4段5段をよく使います。

定点の撮影で、ズーミングやパンはしないで、露出だけマニュアルにして、レンズの所の露出リングを回して撮影することが割とあって。
最初、油圧のビデオ三脚で撮ろうと思ったけれども、高さが足りなくて、ハスキー5段で一番後ろから、固定で撮ろうとした時に、「なんて使いやすいんだ」って、ビデオ用三脚に無い、脚の安定感にびっくりして。
それから、定点で撮る時はハスキー4段を使ったり、高さが足りなかったらハスキー5段を使ったりしています。

ビデオを撮ることが多いのですが、脚が蹴られても動かないから。写真用の三脚だからの強みなところで。マジでいいです。良い発見をしたと自分でも思いました。

ハスキーを買った時の感じ

ハスキー三脚を買った時はこんな感じです。
ハスキー5段の時です。

こんな風に段ボールの中に入っています。
だったかな?
これはその時の何ですが。

まとめ

私はハスキーの三脚は本当によく使っている方だと思います。
かなり使いやすい三脚です。
仕事するにはかなり使いやすいので、本当に素晴らしい三脚だと思います。

スタジオ用三脚、フィールド用三脚としてどちらも使える三脚です。
私は4段5段を用途によって変えています。
4段を8割9割で。5段を2割1割で使っています。
良い三脚ですので、写真の仕事をしている方や趣味で写真を撮っている方にはおすすめの三脚です。
高さを求めないなら3段で良いでしょう。


私は4段から使っています。

ハスキー5段は本当に高い撮影をする人以外は使わない方がいいです。脚を伸ばすのが面倒だし、こんなの普通の撮影で使うのは本当にめんどくさいから。
その高さが最高なので、ここまで高くなる三脚も珍しいです。
高さを必要とする時、エレベーターを使わずに足だけを伸ばすので、かなり安定します。
エレベーターってよほどのことが無い限り使わない方がいいので。ビデオの撮影に便利だから、やっと事は無いけれども、ハスキー5段にビデオ用の油圧の雲台を付ければ、結構いいんじゃないのかな?
ベルボンでビデオカメラ用の雲台出ているじゃないですか?
ビデオカメラの三脚は球体状になっていて、水準を合わせられるけれども、写真の三脚はそれが出来ないから。そこかなって。
脚はとても良いので。
私、ジッツオの1本はベルボンの雲台が付いているので、多分、使えると思うから、その使い方は良いんじゃないかな?なんて考えています。

普通の撮影で考えるとハスキー3段で十分使いやすいと思います。
私ハスキー3段だと高さが物足りないので、余裕を持っての4段なのですが、仕事をすると4段でも高さが足りないことがあるので、5段も持っているという感じです。
ハスキーをこれから買おうと思う方の参考になればうれしいです。
ハスキー三脚は万能三脚です。どんな場面にでも使いやすい三脚なので、とても良い三脚ですので。
一生モノの三脚になります。
長く使えるので新品で買って使いましょう。
そんなハスキー三脚のレビューです。

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