ビデオ三脚の正しい仕舞い方
ビデオ三脚の仕舞い方です。
ビデオ三脚は、雲台に油圧があり、元にも戻る力が働きます。
三脚メーカーによって、油圧をフリーに開放させたときに、戻り方が異なります。
使っているマンフロットのビデオ三脚は、開放時、この状態が正常な戻りです。
この時、ティルトネジ、パンネジを緩めた状態で仕舞いましょう。
そうすると、この様に雲台を動かしても、元の状態に戻ります。
この緩めて仕舞わないとどのようになってしまうのか?
ティルトネジ、パンネジを閉めた状態で仕舞うと油圧に負荷が掛かり、油圧に癖がついて、だめになるのが早くなります。
例えば、ビデオ三脚の仕舞い方を知らなかった時に、リーベックのTH-950とTH-650は、ネジを閉めた状態で仕舞っていて、パンやティルトをした時に、最初に油圧が抜けた状態で動いてから、油圧が入る。
初動がカックンとしてしまいます。
油圧を固定した状態で仕舞うと、変な癖がついて、カメラワークがおかしくなります。
それなので、パンネジ、ティルトネジは緩めて仕舞いましょう。
メーカーによって、リーベックは油圧が硬いので、緩めておかないと、壊れるのも早くなってしまいます。
パンハンドルは、三脚の足に収まるようにして、留めて仕舞いましょう。
ここを留めないと、固定している歯形が摩擦ですり減って、かみ合わせが悪くなります。
足物の砂利は帰ってきてから拭きましょう。
三脚ケースが砂利だらけになって、雲台の隙間に砂利が入ります。
リーベックの場合、足先の穴にも砂利が入っているので、掃いましょう。
リーベックはロックバーが付いているので、ロックさせます。
三脚ケースに仕舞う時は、頭から入れます。
三脚の重心が重い方へ向かうので、移動の時に持ちやすいし、安定します。
組み立てるときに反対に入れてしまうと、重心が真ん中に来ているので、安定しなく、三脚を落とす危険性もあります。
それなので、必ず頭を下にして入れましょう。
以上がビデオ三脚の正しい仕舞い方、長持ちさせる仕舞い方です。
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