SONY FDR-AX45A 仕事で使った感想レビュー
仕事でパッケージとしてブルーレイディスクにし、お客様にビデオを届ける時に、高画質のハイビジョンで出力できるビデオカメラを探していたところ、SONY FDR-AX45Aが4Kに対応しているのと、センサーサイズとレンズの明るさを見て、これだと思って購入しました。
今のテレビ局の小さいカメラはほとんどこのカメラだと思います。
10万円ぐらいで買いました。
凄く人気のビデオカメラなので、注文しても欠品だったので、生産されてから手元に届いたので、20日ぐらいかかったと思います。
SONY FDR-AX45A 購入理由
元々、ハイビジョンのビデオカメラを複数台持っているんですが、ブルーレイに出力した時に画質が結構落ちたり、ハイビジョンでも、シャープネスが弱かったりと、ビデオカメラによって、映像の出方がちょっと前のカメラでも結構違いがあるので、高精細、高画質を目的に購入しました。
業務用のハイビジョンで、昔のSONYのNXCAMは、少しシャープネスが弱く、逆に安いパナソニックの業務用ビデオカメラの方が画質が良かったとか、使ってみないといろいろ分かりません。
SONY FDR-AX45A 特徴
SONY FDR-AX45Aの特徴
SONY FDR-AX45Aの一番の長所は、ファミリー向けのビデオカメラなのに、画質が業務用ビデオカメラなところです。
映像として、メインカメラ並みの映像のクオリティーが普通にあります。
4K撮影が出来るビデオカメラです。
仕様
センサーサイズ
1/2.5型 Exmor R CMOSセンサー
総画素数
857万画素
レンズ
ZEISS バリオ・ゾナーT*
フィルター径
55mm
F値
F2.0-3.8
焦点距離
4.4-88mm(35mm換算 26.8-536.0mm)
ズーム
光学20倍
手ブレ補正機能
空間光学方式(インテリジェントアクティブモード有り)
最短撮影距離
約1cm(ワイド端)
空間光学手振れ補正が付いているのも特徴です。
インテリジェントアクティブモードに設定すると、レンズが動いて、ジンバルの様な撮影が出来ます。
実際にインテリジェントアクティブモードを使って撮影したものです。
凄く手振れ補正が効く、前のレンズを動かして手振れ補正するのは、SONYだけの技術だと思います。
空間光学手振れ補正とジンバルカメラとの違い
DJIのポケットの様なジンバルカメラとの違い
空間光学手振れ補正のSONYのビデオカメラとジンバルカメラのDJI Osmo Pocketとの違いは、ビデオカメラとアクションカメラの違いで全く異なります。
SONYのFDR-AX45Aは、画質がきれい、音がきれい、映像が重くないことです。
DJI Osmo Pocketは、画像エンジン映像エンジンがしっかりしていないので、圧縮されていない分、めちゃくちゃ重いのと、音が悪いです。
こちらは同じ具体の時間で。
左がDJI(11分14秒の動画)、右がSONY(15分48秒の動画)です。
画像エンジン、映像エンジンが悪いと、この様に時間が短いのに、DJIの方がデータ量が重くなっています。
DJIが2.36GB、SONYが1.81GBです。
データ速度度と総ビットレートを見ても、DJIが思うのは、画像エンジン、映像エンジンの性能の違いです。
それで映像を見た時に、センサーサイズはSONYの方が大きいので、SONYの方が画質がいいという矛盾が生じます。
また、私は映像よりも音声から入る映像が好きなので、DJIは、オーディオビットレートが189kbpsに対して、SONYは、256kbpsです。
音声は256kbpsが標準なので、音が悪いというのはデータからも分かります。
商品のセットアップ
商品を開封します。
FDR-AX45A本体、電源コード、NP-FV70Aの電池、ACアダプター、USBケーブル、HDMIケーブルです。
レンズを汚したくないのでフィルターとレンズキャップを買いました。
レンズが動くから、一緒に購入しましょう。
Kenko レンズフィルター MC プロテクター 55mmを買いました。
自分が、ハクバかマルミかケンコーのフィルターを買うようにしています。
その時一番安いフィルターを買うようにしています。
これでレンズ保護になって、塵や埃がレンズ内に入るのを少しは防ぎます。
レンズキャップは、α用の55mmを買いました。
これで、業務用ビデオカメラとしての準備が出来ました。
充電器を購入していなかったので、電源コードを使ったカメラによる充電です。
予備のNP-FV70Aの電池と充電器を買いました。
これで、撮影しながら充電も可能になります。
操作の注意点
通常表示がこの画面です。
見るところは、ハイビジョンか手振れ補正OFFになっているか、FXになっているか、音声が2chになっている。
これが標準の設定にしておきます。
設定はカメラ・マイクを押します。
露出
特に注意をしなくてはいけないのが、スポット測光を押したときに、Spot測光フォーカスを誤タップして、フォーカスがマニュアルになってしまうことが多々あります。
ここの上の表示がSpot測光フォーカスか
スポット測光かを確認してください。
分からないでそのまま撮影してしまうと大変なことになります。
定期的に画面をタップしていればいいのですが、分からないで操作すると大変なことになります。
誤タップ防止の為に、カメラ明るさで、マニュアルで露出を設定するのもいいです。
AEシフトは使いませんが、オートでの露出補正の場合はAEシフトを使う選択もあります。
手振れ補正
仕事の時は、ほとんど三脚を使うので、手振れ補正は入れません。
手振れを入れる場合は、手振れの度合いでインテリジェントアクティブ、アクティブ、スタンダードを選びましょう。
私はインテリジェントアクティブかアクティブを使用しています。
記録方式
記録の形式は、基本AVCHDを選びます。
4Kで撮ることはほとんどないのですが、4Kの時はXAVC S 4Kを選びましょう。
AVCHDは、容量を食わないで画質がいいのでほとんどこれで大丈夫です。
録画モード
録画モードは最高画質のFXか高画質のFHを使ったことがあります。
AVCHDにしているのでしたら、FXの最高画質がいいです。
128GBで10時間少し超えるくらいの撮影時間です。
私は、この様な設定で撮影しています。
仕事で使った感想
使用環境
仕事での使用環境です。
ホールの撮影で置きっぱなしで、映像を繋げるように使っています。
電池は3時間ぐらいです。
こまめにモニターを見ます。
主に、幼稚園の撮影や企業の撮影、ホール撮影に使っています。
照度の無いところの撮影の方が多いです。
置きっぱなしで撮ることが多いので、この様な三脚を使っています。
カメラワークをするならリーベック TH-ZのFDR-AX45Aを付けています。
操作しやすいビデオ三脚です。パンやティルトがしやすいです。
カメラワークしない場合は、ハスキーの写真用の三脚に付けています。
HUSKY ハスキー4段 #1004は重いので、風が吹いても倒れる心配がほとんどないです。
幼稚園のマラソン大会で、カメラマンがいない状態で置きっぱなしの時は、写真用の思い三脚がとても役に立ちます。
感想
感想
画質は業務用ビデオカメラです。
とてもきれいです。
室内の照度が無いところでもきれいに撮影できます。
カメラワーク無しで、撮るだけだったら大きな業務用ビデオカメラと変わりないです。
カメラワークとして、設定をモニターのメニュー画面を開いて、毎回設定するというところが業務用ビデオカメラと家庭用ビデオカメラの違いなので、そこの操作性は業務用ビデオカメラには劣ります。
音がとてもきれいです。
外付けマイクを付けなくても、音を拾ってくれるし、風のノイズを拾いません。
音がとてもきれいなビデオカメラです。
容量を食わなくて、画質がいいので、複数台あると、置きっぱなしの素材として、すごく使いやすいビデオカメラです。
ズームイン、ズームアウトの操作だけだったら、メインカメラにもなるカメラです。
画質と音がいいのがSONY FDR-AX45Aの特徴だと思います。
また、空間光学方式でレンジが動くので、ジンバルなのに高画質の撮影が出来るビデオカメラというので、手持ちの撮影でもこのビデオカメラの性能を発揮すると思います。
仕事で使って、とても使いやすくて、いいビデオカメラです。
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