今まで仕事で使ってきたレンズ
今まで仕事で使ってきたレンズをまとめます。
購入の参考になれば嬉しいです。
Sランク レンズ
ニコン ED 28-70mm F2.8
ニコン ED 28-70mm F2.8
このレンズさえあれば、ほとんどの仕事ができます。そんなレンズです。
フイルム時代のレンズで、F100に合わせてあったと思います。

今ではニコンで貴重な白レンズ。
このレンズの特徴は、全てのニコンのカメラに合います。
例えば、D70のレンズキットのレンズ、18-85mm F3.5-4.5のレンズは、D70、D90、D300には合いますが、D7000に付けると、広角側でピントが合わなくなる現象が起こります。
最初光軸でもずれたのかな?と思って、修理を出してみて、初めてカメラとレンズとの相性というのを知りました。
このレンズは、それが全くなく、オートフォーカスの遅いカメラでもオートフォーカスが早く、ピントの制度も高いです。
D70やD90に付けた時に分かります。

F値も2.8と明るく、光の抜けもいい。
室内で高速シャッターを必要とする撮影にかなり重宝しました。

また、フイルム時代のレンズは、デジタルカメラだと、色味が少し変わって出てしまう所、このレンズは、全く遜色なく、古いレンズなのですが、素晴らしいレンズです。
開放時の色収差も少ないです。

f2.8で撮った時、明るいけれども、光の回り方が少し悪くて、f3.2か3.5で撮ると、周辺光量の光の抜けが全く違うものになるので、絞れるならf3.5からf4で撮影するといいでしょう。
ダンスの撮影の時は、D610の感度を1000にして、f3.5f4で撮影していました。

使用したカメラ
D70、D300、D90、D7000、D610
高いレンズはD70やD90、D7000の様な安いカメラ付けた時に、レンズの性能の違いを鮮明に理解できます。
安いレンズの場合は、結婚式の撮影の時に、ピントに迷いがあるのですが、このレンズが正確です。
撮っていて安心です。
寧ろ、何故D70に付けている?ぐらい顧客に言われたことすら、昔ありました。
それだけ、安いレンズはいいレンズを使った時に反応が悪すぎて、お金を貰っているからには、という気持ちで使っていました。
安いカメラ…ピントが確実に合う
高いカメラ…さー、という音を立てながら、すごいスピードでオートフォーカスが合う
修理歴
3回修理しています。
1回目、酷使により超音波モーター(SWM)破損により、ピントが合わない。
2回目、光軸のズレにより、ピントが合わない。
3回目、酷使により超音波モーター(SWM)破損により、ピントが合わない。
オートフォーカスの不具合で、全くピントが合わなくなりました。

出す前はこれだけ汚れていたものが。

修理から帰ってきました。

段ボール、白いカールみたいなクッション材、厚めのエアパッキン、袋のエアパッキン、レンズを覆うエアパッキン、ビニール袋。
驚異の6重包装です。





レンズ内の埃も無くなり、凄くきれいになって戻ってきました。


ニコンの良心的なところは、修理期間がキャノンに比べて長いこと。
しかも私のレンズが、修理部品が無かったのですが、このレンズの黒バーションのレンズの部品が残っていて、そちらを使って直してもらいました。
尚、2017年5月29日時点で修理期間が少し前に終わっていたのに、対応してくれました。
レンズは1999年3月25日発売の物です。
不具合内容として、超音波モーター(SWM)交換で直りました。

高いレンズなので、修理に57,305円です。
ニコンのサービスセンターは良心的なので、大変満足しています。
安いレンズの場合は3万円台で直ると思いますが、高いレンズの場合、部品が高いので、このぐらい行きます。
今は、AI AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)のレンズが、修理期間が終わって直せないので、年1回のダンスの撮影の時だけこのレンズを使用しています。
このレンズが壊れてしまったら、次の24-70のレンズを買いたいと思います。
買った時は、新品16万円で購入しました。
キャノン EF 16-35mm F2.8
キャノン EF 16-35mm F2.8
これもニコンの白レンズ同様に、どのカメラに付けてもオートフォーカスが抜群に良いところです。
どのカメラに付けても、相性がいいです。
それで色味もいい、光の抜けもいい。
文句の付け所が無い、本当に素晴らしいレンズです。

使いすぎて、フードの留まりが悪くなってしまったので、パーマセルテープで留めています。

余りにも使いすぎて、レンズキャップのキャノンマークが削れています。

超広角レンズなので、16mmの時のf2.8で撮った場合、イメージサークルがぎりぎりなので、周辺光量が落ちます。
フイルム時代にキャノン EOD7に付けていた時は、f2.8の撮影で周辺光量が下がっていました。
絞れは解消されて、光の回りが良くなるので、デジタルの場合は少し絞るといいでしょう。

凄く色がきれいです。
16mmの時の歪みが凄いので、距離が無い室内用のレンズという感じです。
裏の距離が無い時に、レンズの広角に助けられたそんなレンズです。

この状態で、パーマセルテープをレンズとフードに付けて固定します。

修理は一度もしていません。
Canon 広角ズームレンズ EF16-35mm F2.8L USM
私は、初代版を2004年4月に購入したのかな?
発売日は、2001年12月です。
二代目2007年3月30日、三代目2016年10月6日の発売日です。
買った時は、新品16万円で購入しました。
ニコン AF 50mm F1.4
ニコン AF 50mm F1.4
モーターが入っていない50mm F1.4単焦点なのですが、オートフォーカスはカメラによって精度が変わりますが、描写性に優れているので、とてもいいレンズです。
基本は50mmと、日本大学芸術学部写真学科時代に教わったので、困ったときは50mmで撮っておけばいい。
描写性を求めるレンズです。

ニコンのF5やF100ならオートフォーカスの制度もいいです。
フイルム時代のレンズなので、デジタルカメラに付けると、色収差がはっきりと現れます。
D610での撮影です。
F1.4
全体的に黄色くなってしまいます。

色の境で、反応する色があって、マゼンタと赤と青の境の所に色収差によるボケが発生しています。


F3.5
f3.5まで絞ると黄色が抜けます。

f1.4の時よりも色がはっきりとして、絞ることで色収差が抜けました。

諧調ののり方も良くなり、黒と白に締りが出てきました。

デジタル時代にこのことを理解して、f3.5より開けないこと。
描写性が素晴らしいので、とてもいいレンズです。



AI AF Nikkor 50mm f/1.4D
2000年に買ったと思います。買値は忘れました。
発売日は、1995年7月です。
キャノン EF 50mm F1.4
キャノン EF 50mm F1.4
これも、ニコンの50mmと一緒です。
描写性を求めるレンズです。
描写性が優れているので、こちらもフイルム時代のレンズなので、色収差が開放時に大きく現れるので、f3.5以上絞ると抜けます。
オートフォーカスはカメラによって異なります。


凄くきれいなレンズなので、撮っていて楽しいと思いますし、自分も大学1年の写真基礎演習の時に楽しかったです。


Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.4 USM
購入は、2003年の8月ぐらいだったかな。日芸入る前に買ったような気がします。
定価が58,000円で、40,000円ぐらいで買ったような気がします。
発売日は、1993年6月です。
ズームレンズが当たり前の時代だから、分からないと思うのですが、ズームレンズはズームによる歪みが生じます。
建物を撮ったときに広角だと、表現しにくいのですが、ひらがなの「こ」みたいに、真ん中の上の建物の線が丸くなって、横線がおかしくなります。
これはしょうがないことです。
水準を合わせても直りません。ズームレンズ特有の物です。
単焦点レンズはそれが無いので、光をレンズ内できれいに結んでくれます。
それなのできれいな光なんですよね。











































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