ベルボン三脚マーク7レビュー

写真三脚

ベルボン Velbon Mark7レビュー

ベルボンマーク7三脚を仕事で使っているレビューです。
ベルボンマーク7は主にスタジオでの撮影で使用していました。

ベルボン三脚 Velbon Mark7の長所

ベルボンマーク7の長所は重量のある三脚です。

ベルボンマーク7は5.0kgも重さがあるので、重いカメラを乗せていられるので、そこがとてもいいです。

三脚が重いから安定性があり、雲台が重くなっても十分耐えられますし、動きません。
主に、大判カメラや中判カメラを中心に使っていた三脚です。
重いのでスタジオ向きの三脚です。機動性には優れないのでフィールド向きではないのですが、フィールドで移動しない、持ち運ばないのなら三脚が重いのでフィールドで安定してカメラを乗せることができるのでとてもいいです。

私が所有しているのはベルボンMark 7Dです。

知っている時代はMark 7Gの緑っぽいのが出ていたのですが、いつの間にか無くなって、今はMark 7Bになっています。

三脚にメモリがふってあります。
角度をどのくらい動かしたかと言うことが分かります。
私はメモリのふってある三脚を使ってもメモリを活用したことが無いので、定点撮影とかどのくらい動かしたかが分かる様な撮影ならメモリはとても意味を成すので良いと思います。

 

雲台に水準器が付いています。
コマネジはハスキーのコマネジを使ってからは少し使いづらいかな。

それでもいい三脚ですけれどもね。

パンハンドルは使いやすいです。パンロックも使いやすいです。
エレベーターはちょっと使いにくいかなー。
首に付いている回転式のものを閉めることで留まります。
エレベーターはあまり使ったことが無いです。

 

脚のロックナットも回しやすく固定しやすいです。

これは小さいマーク7です。
低い撮影で重い三脚としてはとても良いです。
使うことは限られていますが、低くてこんなに重いものは無いので、カーボン三脚は低くなるけれども、重いカメラを乗せられないじゃないですか。
だから、良いのです。

3.4kgと重さもあるので、安定してカメラを乗せることが出来ます。

自分の持っているベルボンのカーボン三脚の4段は短いようの三脚として使っているのですが、それよりも短くて重い。

脚先のゴムがとても大きくて、どの方向にもフィットしそうなゴムです。

重い三脚なので、それをしっかりと捉えるので、大きなゴムの脚先です。

長さは80cmを越えるくらいです。

今は使っていないのでケースにしまってあります。

脚が太いのがベルボンマーク7のいいところです。

ベルボン三脚 Velbon Mark7の使用しての感想

自分はベルボンマーク7は重いからスタジオの撮影で使っていたので、マミヤRB67を使っていました。
台数を見たら8台有って、出すの面倒だったので、他、マミヤ7もいくらか使っていたので、感じ分かるようにこれをマーク7に乗せて使っていました。

マミヤRB67の様に、一眼レフの6×7のカメラはミラーがすごく大きく、レンズも明るいレンズなので、カメラ自体がかなり重くなるので、それで、ベルボンマーク7に乗せて使っていました。

マミヤのレンズは私の知るところだと、最近と言うか1990年ぐらいからのレンズはぜんぶレンズシャッターなので、ストロボ光が全速同調なので、早いシャッターでも切れますが、ペンタックス67の様なフォーカルプレインシャッターはストロボ同調が遅いシャッタースピードで、それで、ミラーアップの衝撃が強すぎるから、ペンタックス67みたいなカメラはベルボンマーク7の様な三脚が向いています。
マミヤ7はレンジファインダー(距離計連動)なので、ミラーアップの重さは無いのですが、ファインダー視野率が記憶が定かなのですが、81%か83%とかだったので、どのくらいが写真に写るのかが分からないので、でも、長く使うと、なんとなく、建築写真の要素で、光軸から、並行にして、写っている被写体が角度的にどのくらいかファインダーを覗くのではなくて、カメラのレンズの上から画角で判断して、「このぐらい写っていた。」とかそうやって撮ります。
フイルムを使っていた時代の捨てる前の袋です。

かなり使っていました。
最近はデジカメで撮るようになったので、ベルボンマーク7の様に、ここまで重い三脚を使わなくなって、最近はしまってある感じです。

かなり重い三脚ばかり強調していますが、耐久性も非常にあるので、普通に長く使っています。
Velbon Mark7のシリーズは結構耐久性が良いのです。

現行のベルボン三脚 Velbon Mark7

現行のベルボン三脚 Velbon Mark7はVelbon Mark7Bです。
前型はVelbon Mark7Gです。
私はVelbon Mark7Dなので、その前かな?古い三脚です。
意外と変わったところが多いと思います。
脚に発泡ゴムグリップが付きました。
私は金属がそのまま出ていた足の方がいいかなー。
脚を伸ばした時にメモリが付いている。
足先が石突になっている。
そこが大きく変わったところです。
正直言うと石突じゃない方がいいなー。
石突は正直使わない。

室内で撮ることが多かったので、逆に床を傷付けてしまうので、必要ない。
後、石突はスクリューでゴム脚からスパイクを出すので、足先が前に比べて衝撃に弱い。
重い三脚の良さを逆に悪くしているところがある。
脚が石突はさびやすいんですよ。
これはベルボンのカーボン三脚の石突で、こんな感じでさびるんですよ。

その位かなー。
それ以外は使いやすいと思います。

まとめ

ベルボンマーク7は重いので、スタジオ向き、フィールドでも望遠での撮影、中判カメラ、大判カメラの様な重いカメラの乗せるための三脚です。
重いカメラに力を発揮する三脚です。
機動性には優れません。
これを持って、旅行に行くとかとんでもないです。
飛行機に載せるとかもあり得ません。
車での移動で持ち運ぶとか、スタジオの撮影とか、そうゆう用途で使いましょう。
Velbon Mark7Gまでは石突が無いので、今現行のVelbon Mark7Bは石突がありますから。外での撮影向きに変わってしまっています。
昔の方の脚先が好きだったのですが、会社が作って出すものなので、こればかりはしょうがないかなって。
ベルボンの本当のプロ仕様の三脚なので、長く使えます。
ベルボンのVelbon Mark7Gは手に入りにくいので、現行のVelbon Mark7Bなのかなー。
現行は石突以外は良い三脚です。


Velbon Mark7Gの時代に比べて、かなり安くなったような気がします。
昔は6万ぐらいしていたような気がします。
今は4万円台で購入できるので、「なんでこんなに安くなったのか?」と言う感じです。
その感想です。

重い三脚なので、安定はするので、重いカメラにおすすめの三脚です。

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