SONY NXCAM ビデオカメラの使い方
sonyの業務用ビデオカメラ NXCAMの使い方をどなたでも分かるようにまとめました。
sonyの2010年代の業務用カメラのHXR-NX5Jなのですが、今のsonyの業務用の使い方と変わらないと思うので載せておきます。
よく使う操作ボタンです。
オート設定
オート設定の場合、露出がオートになり、自動で合わせてくれます。
オート設定の時はAEシフトボタンで露出を増減を行うことができます。
AEシフトボタンを押して、アクティブにさせて、カメラ設定のダイヤルを回すことで露出を変えられます。
あまり使っていないから覚えていないのですが、+6ぐらいから-6ぐらいまで設定できると思います。
他、オート設定の場合、スポットライトボタンや逆行補正ボタンなどで露出を変えることができます。
自分でアサインをして、番号のところにカスタマイズしてボタンを入れる感じです。
オートの場合は、取り敢えず、失敗なく必ず映っている、音も入っている。という感じで、初心者の方に扱いやすい設定です。
マニュアル設定
マニュアル設定の場合、露出がマニュアルになり、手動で合わせます。
主に使うボタンとして、シャッタースピードボタン、IRIS(絞り)ボタンがあります。
一回ボタンを押さないとアクティブ状態になりません。
GAINバーは、感度を上げるような感じだと思ってください。
自分で設定して入れるのですが、Low 0、Middle 6、High 18と設定して、普段はLで、暗い室内になったときに、映像が映っていない場合に、MやHに変えます。
変えたときにHだと、高感度状態になっているので、映像に砂嵐みたいな高感度特有の画質になってしまうので、舞台とか、ホール会場で合わせる以外あまり使わないです。
ボタンを押して、アクティブ状態にさせ、設定を合わせるダイヤルでシャッタースピードを変えられます。
こちらは、IRISのボタンを押したときに、IRISリングで絞りを合わせます。
他、NDフィルターで外での光量の調整を行ったりしますが、NDフィルターは、設定で自動で入ります。
カメラ設定の使い方はこんなところです。
その他に、カメラを三脚に乗せたのとき、カメラのポジションを真ん中にさせてください。
これを行うと、パンやティルトをしたときに、重心が真ん中にあるので、滑らかにカメラパンやカメラティルトがおこなえます。
これは、マンフロットのビデオ三脚(Manfrotto MVK500AM)を使っているので。
ここのプレートバーを緩めると動かすことができ、重心を決めたら、またロックしてください。
いい三脚だと、雲台の油圧がいいので、固定や動かしたときに、すごくいい映像が撮れます。
その為のカメラ重心です。
オート撮影とマニュアル撮影の違い
オート撮影とマニュアル撮影の違いは、撮影の場所によります。
オートは屋外の撮影で使うことが多いですが。室内でオート撮影にした場合、窓などに向けたときに、人物が真っ暗になってしまいます。
窓の露出に合わせてしまって、明るいとカメラが勘違いして合わせてしまうからです。
この時に、マニュアル設定で、シャッタースピードやIRISを合わせておくと、窓に向けたときに、人と窓との露出差が現れなく、固定の露出になります。
屋外でも、露出固定にしてもいいのですが、太陽は人の目以上に明るさが変わる。
それなので、オートが無難かなと思います。
私は、室内は必ず、マニュアル設定にします。
舞台とかの時に、オートにしたら、暗転の時にゲインを上げたような砂嵐が起きてしまいます。
これが、マニュアル設定にしておくと、真っ暗に落ちたときに、きれいな黒で、演出がよく分かります。
そんな感じで、室内は必ずマニュアルにしています。
でも、そこまで操作が不慣れな方は、映っていない。っていうことだけはしたくないので。
自分の息子娘の卒園式が撮れていない。って言ったら悲しいじゃないですか?
そんな時はオート撮影で、必ず撮れている。
そうしてください。
まとめ
SONYのビデオカメラの使い方です。
設定を覚えて、シーンによって使い分けましょう。
一般の方が、運動会やお遊戯会、卒園式などを撮るときに、分からない場合は、オートでいいと思いますが。
ある程度理解ができたら、卒園式なんかは、窓に向けると子供の顔が暗くなります。
そんな時にマニュアル設定にしておくと明るく撮れます。
その意味を知るだけでも、ビデオカメラの使い方を理解できます。
それでは、よい撮影をおこなってくださいね。
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