今まで使用してきたコンパクトカメラ
これまでに使ってきたコンパクトカメラです。
ミラーレスも入っているのですが、コンパクトカメラサイズなので、コンパクトカメラのカテゴリーとして載せています。
左から使ってきた順番に並べてあります。



京セラ Campus af big finder
大学入る前に使っていたカメラです。
京セラ Campus af big finder

京セラ Campus af big finderは、ファインダーがとても見やすく、使いやすいコンパクトカメラでした。
初心者向けのカメラで、誰にでも扱いやすく、写真の知識が無くてもフイルムカメラを使えた。そんな入り口のカメラです。

レンズは30mmです。
少しだけ広角という感じのレンズです。
外では明るいのですが、室内では1.5メートルから3メートルぐらいまでしか写らないと思ってください。
フラッシュはその距離までの明るく撮れません。

本当に使いやすいコンパクトカメラだったので、写りではなく、撮ることを楽しむコンパクトカメラです。
撮っていて楽しかった。

京セラなので、京セラ名義でコンタックスやヤシカを販売していたことから、カメラ部門も強かったのですが、2005年にカメラ事業を撤退。
ツァイス・イコンが1971年にカメラ事業を中止をし、その後のライセンス契約をカール・ツァイスからヤシカに譲り受け。
ヤシカはその後、オイルショックの影響で経営破綻をしてしまって、コンタックスとヤシカを京セラがブランドを引き継いだという形です。
コンタックスは、高級カメラなので、そういったノウハウがあるので、この様にコンパクトカメラを販売していたと思います。
ケースも付いていて、とてもいいコンパクトカメラでした。

家族から貰ったカメラなので、値段は分からないのですが、中古市場では1.000円から10,000円ぐらいだと思います。
フリマサイトでしか販売されていません。
メルカリとかでしか見かけません。
京セラのカメラ自体、もう市場に出回っていないので、とても貴重かもしれません。
防湿庫に入れて、大切に保管していました。
撮影した写真は無いです。ごめんなさい。
富士フイルム ナチュラブラックF1.9
日本大学芸術学部時代に買った、富士フイルム ナチュラブラックF1.9です。
凄くいいコンパクトカメラです。

レンズが24mm F1.9と、とても明るく。
普通、この位の明るい単焦点レンズだったら、相当高いレンズの部類に入るのですが。
販売価格は、30,000円位です。F1.9ですよ。
富士フイルムがその頃、ナチュラ1600というフイルムを発売して、その販促目的でカメラとセットで売る形で出したコンパクトカメラです。
ズームレンズの方は、有名なのですが。
富士フイルム特設ページ NATURA CLASSICA/NATURA CLASSICA WHITE
こちらの単焦点の方は、あまり知られていないと思います。
かなり貴重なコンパクトカメラだと思います。
私は普通に業務用のコニカ400や富士100のフイルムを入れていましたが。


ナチュラ1600のフイルムを入れると、ナチュラモードになって、自動的に明るく撮ってくれる。そんなシステムが内蔵されているカメラです。

使おうと思った理由が、日本大学芸術学部写真学科の写真基礎演習というのが1、2、3とありまして。
1年の時は、50mmレンズを使い、コダック プラスX125というフイルムとD-76現像液と三菱月光紙2号ペーパーを使って、黒白フイルムの諧調を豊かに出すための撮影と現像技術を学ぶ過程で。

この黄色のコダックのフイルムの35ミリ版です。

ペーパーはこの月光の2号紙です。

カメラはキャノン EOS7に50mm F1.4のレンズを付けていました。
35ミリカメラに50mmを常に持ち歩いていたので、楽しく取るというよりも、課題をこなすこと。課題用の為のフイルムが入っていたので、プライベート用の日常生活を残したくて、手軽に撮れるコンパクトカメラが欲しいなと。
2年の時は、4×5インチカメラを使って、蛇腹を使ったあおりや広告写真的な技法を学ぶ過程で。

フォルダーにシートフィルムを入れて撮影をします。







1年と2年はほとんど黒白フイルムです。カラー実習もあったのですが、写真基礎演習が黒白なので、ほぼないです。
写真を撮るためではなくて、現像液を持って学校に行くという感じです。
それで、3年になってから、手軽さと荷物にならないので、ビックカメラで購入したのが、このナチュラブラックF1.9なんですよね。

凄く楽しかった。
撮った写真です。

室内、フラッシュ無しの開放で、写真学科の所にピントを合わせて、F1.9なので、日本大学芸術学部の方には、もうボケが入っています。
開放を楽しむコンパクトカメラでした。




明るいからこそ撮れる写真も多かったです。



被写体の色が強いと発色が強くなって、とてもいいカメラでした。
描写がとてもいいというわけではなく、淡い感じの写真が撮れるコンパクトカメラでした。
室内でも明るいし、朝焼けとか夕焼けがきれいに撮れたコンパクトカメラでした。
でも、私が壊してしまって。
新潟旅行の時に、電車の窓からカメラを出して撮影していたら、風圧でレンズが出なくなっちゃって。
富士フイルムに修理を出しに行ったのですが、修理に30,000円掛かると言われて、買った値段だったので、直すのを止めてしまいました。
私の落ち度で壊してしまって、本当にカメラに対して申し訳ないことをしました。
5年使いましたが、思い出がたくさんできたカメラです。
中古市場では、物が出回っていないので、高いです。
富士フイルム クラッセ(初代版)
ナチュラブラックF1.9が壊れてから、使っていたカメラです。
高級コンパクトカメラ 富士フイルム クラッセです。

ナチュラブラックF1.9は、レンズは明るいのですが、値段が安いだけあって、操作性がちょっと悪かったんですよね。ピントを合わせても、合っていなかったり、ピント合わせに迷いがあったり。
そこまでカメラに求めないので、それでもそのカメラで撮った写真というので満足していました。
クラッセを使ってから、思い通りの写真が撮れる。
マニュアルフォーカスも付いているので、自分で目測でピントが合わせられる。
素晴らしいコンパクトカメラです。

使ってみてからコンパクトカメラの性能の違いを感じました。
高いものはやっぱり違います。

絞りも動かせる、バルブも付いている。露出補正も分かりやすい。
コンパクトカメラを一眼レフの様な操作性で撮影できるコンパクトカメラです。
このカメラは2004年に発売されたと思ったら、初代クラッセは2001年に発売されたカメラです。
2009年に新品で80,000円で買ったのですが、買った時には2代目クラッセS クラッセWも発売されていましたが、高かったので、初代版を買いました。
撮った写真です。

ナチュラブラックF1.9と比べて、描写性が上がったのが分かりますか?
さびの質感、ラチチュードの感じがしっかりしています。
明るいところと暗いところの質感がしっかり表現できているので、レンズがいいレンズなんでしょう。

暗くてもしっかり色が乗ります。
開放でのピントも合うし、シャープネスです。


色もしっかり乗っています。

近くと遠くの表現がいいですね。


ただ、中古市場で高騰していることです。
クラッセSは200,000円もするので、安かったら買ってもいいと思います。
2009年から2012年ぐらいまで使ったと思います。
今も大切に保管しています。
富士フイルム ファインピクスF550EXR
2011年に道東に旅行に行こうと思って、動画を撮りたくて買ったカメラです。
富士フイルム ファインピクスF550EXR

当時、動画を撮れるコンパクトカメラが出回り始めた時だったので、選んだポイントとしては、フロントにステレオマイクが付いていること。
キャノンのコンパクトデジタルカメラは、トップにマイクが付いていたので、上の音を拾ってしまったんですよね。
今でこそ、写真カメラで動画が取れる時代になりましたが、その流れを作ったのがソニーのα NEXシリーズです。
2010年6月3日発売のα NEX-3(時代背景に注目してください)。MPEG4形式1280×720/30pのハイビジョン動画撮影も可能になりました。
ニコンなら、D90(2008年9月19日発売)が最初の動画を撮れる一眼レフです。VGAの640×480/30pの動画が撮れます。
2009年にD90で友達が動画を撮ってくれて、2011年1月30日にyoutubeに動画投稿を初めて行った時に、やり方が分からなかったので、そのD90で撮った動画をアップロードしました。
初めての動画をアップロードした時に感動は忘れません。
分け合って、そのチャンネルは消えてしまったというか、間違って消してしまって。2013年の頃、google+のアカウントとの同期が必要で、分からなくて、今まで上げたチャンネルを消してしまったので、動画は残っていません。
話しを戻して、まだフルハイビジョンの1920×1080/30pの撮れるデジタルカメラが無かった時代に、フルハイビジョンで撮れたカメラが富士フイルム ファインピクスF550EXRなんですよね。
写真よりも動画を撮る目的が強かったです。
写真はクラッセで撮る。動画はファインピクスF550EXRでという感じです。

操作性も悪くないし、とても使いやすかったです。
写真はきれいです。動画はコンパクトデジタルカメラ特有の色合いと質感があります。

撮った動画や写真です。
音きれいでしょ?私、音声から動画を入る人なので、音にこだわりがあります。
長所は、手軽に動画を撮ることができる。
短所は、ビデオカメラに比べると明るいところから暗いところに場面が変わった時の露出の合い方に時間が掛かる。
ビデオカメラの画質を求めないこと。
簡単に動画を撮れるのがこのカメラの良さ。
電池持ちもいいので、満足しています。
買った時に価格は24,000円か28,000円でした。
また、2011年にyoutube。2012年にブログを始めたので、簡単にネットに上げられるようにと、デジタルカメラを使うようになりました。
フイルムカメラは、ネガスキャンをしなくちゃいけないので、大変になってしまうので、ブログを始めたことで、フイルムカメラを使わなくなりました。
日芸写真学科では、当時、ビデオ制作という授業がありまして、それを受講していたから、映像も撮るし、サイトも作れるし、ネットも詳しい。という感じなのですが、写真を学ぶ人で映像を撮れるのはとても貴重な時代でした。
ニコン 1 J1
コンパクトデジタルカメラではないのですが、同じくらいのサイズなので載せています。
ニコン 1 J1(2011年10月20日発売)
ブログやyoutubeを上げるようになったことで、2012年にフイルムを使ったのが最後で、手軽に撮る目的で買いました。
センサーが1型なんですよ。
コンパクトデジタルカメラよりも撮像素子が大きいので、とてもきれいです。

仕事でも使っていて、NXCAMで映像の撮影をしていた時に、納品のパッケージの写真を撮らなくてはいけない時に、一眼レフなんて持って撮影したくないじゃないですか、そんな時にJ1でパッケージの写真を撮ったりしました。



何の不満もないです。
凄く使いやすいです。動画もきれいです。
撮った写真や動画です。
買い物しているときに、バックから落としてしまって、クッション材のレンズドロップに入れていたのですが、電池の留め具が割れて、電源が切れる現象が起こって、接着剤で留めたのですが、壊れると嫌なので、使いのを止めました。

買った時の価格はレンズキットで35,000円か38,000円です。
2012年から2020年まで使ったカメラです。
ニコン 1 J2
この中で、唯一中古で買ったカメラです。
ニコン1 J2です。
2020年7月17日に買いました。
買った時に新品同様とかで販売されていて、18,000円でボディだけ買いました。
しかし使ってみて、モニターのある部分に縦のモザイク状の亀裂の線が常に入っていて、背景を動かすとよく分かります。
気付いていないのか、プロのカメラマンだから、普通に分かるのか。
でも、撮影に支障が無いので、あまり気にしていませんが、中古だと前の人の使い方の癖があるので、私の様に欠陥品も混ざっていることを買ってから気づくので、買う時は気を付けてください。

今も現役で使っています。
レンズは2017年に購入した10mm F2.8のレンズです。
凄く使いやすいです。



J1と内容はほとんど変わりません。
操作性も変わりないです。
撮った写真です。
エツミ レンズドロップ
コンパクトカメラをしまっていたレンズドロップです。
エツミの昔のレンズドロップに入れています。

分厚いクッション材が入っているので、カメラも安心して扱えます。

本来はレンズを入れておいて、腰のベルトに付けて、レンズを付け替えるというものなので、ベルトのストラップや留め具が付いていましたが、今のモデルには付いているのかは確認していません。

ちょっと前まで、マイネッテかエツミで選べたのですが、マイネッテの会社は廃業してしまったと、この記事を書いた時に知ったので、とても悲しくなります。
良かったら、コンパクトフイルムカメラやコンパクトデジタルカメラを選ぶときの参考になると嬉しいです。
それでは。

























































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